今日はまずフランシスさんから
どんな住宅にしたいかプレゼンテーションをしていただいて
その後、わたしの方からプラン案をプレゼしましたが
前打ち合わせしたわけでもないのに、
お互いプレゼのキーになるポイントがピッタリ。
そのポイントを一言で表わすとそれは
『Garden』
家族や親戚がわいわい集う空間をつくること、
南国のおおらかさを楽しむ空間をつくることが
この住宅のMISSION。
文字通りお外としてのGardenと、
風がさわやか、おおらかに
通り抜けるGardenのようなインテリアは
このMISSIONを実現させるには有効です。
Gardenという言葉がこれからプロジェクトを進める
指針になってくれるでしょう。フランシスさんにとってもわたしにとっても。
5年がかりの長期プロジェクトなだけに
はっきりしたキーワードがあることは
とても心強いです。よしよし。
▼当日の企画書から抜粋
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①フランシスさんへの今までのお話、アンケートから:
・家族個々が個室に閉じこもらないように
・ホームパーティーがひらける広いリビングと庭
・数人で作業ができ集いの場となるキッチン
↓
家族や来客が自然と集う空間を持つ家
②吉永が現地を見た印象から:
・フィリピンのおおらかさ、敷地のおおらかさを活かしたい
・朝夕、外でくつろいでいるまちの人々の姿が印象的だった
・しかし、敷地周辺の住宅はその快適さを活かしていないように見える。
家と外がつながっていない印象。
↓
おおらかさを活かす空間を持つ家
③“①”と“②”をあわせて
①と②を両方達成するためのキーワード→“Garden”または“Garden”のようなおおらかな空間
“Garden”に人が集う、“Garden”で外のおおらかな快適さを楽しむ
“Garden”を囲い込むように部屋がある家
個性を持つ“Garden”がちりばめられた家
↓
・“Garden”を通して主な部屋が見通せる
・家の中心となる“Garden”を意識しながら生活することで気持ちがひとつに集まる
・ホームパーティーに適した場所を設ける
・囲い込むことで安全を確保しながら外を楽しむ生活がおくれる
↓
プランニングのキーワード=“Garden”または“Garden”のようなおおらかな空間
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